前回、大幅にネタばらしをしてしまったようで、気が引けています…
でも、ほんとーのほんとーのオチの部分にはコソとも触れていません!! 本当です。 そのオチは、第三作目への伏線を兼ねたもので、「これはすごい!」とわたしは感心しましたが、一緒に観に行った人はそれほどでもありませんでした。
といいますのも、仮想現実であるマトリックス空間が好きな人には、現実世界であるザイオンは人間臭すぎてハナジロムものがあるからです。 「いいよ、ザイオンなんか滅びても」 と、ついついイケナイことを思ってしまうほどです。
ってことでDVDで『アニマトリックス』も観ました。 『アニマトリックス』はよく分かりませんが、『マトリックス』の副産物のようなアンソロジーで、最先端のCG技術などが投入されたアニメーション作品郡です。 日本でアニメというと、キャラクターに惚れ挙げることでファン心理が盛り上がるものですが、こちらはかなり芸術的な作品郡となっております。
その分、子供っぽく楽しめるものではないので、末次郎なんか途中で寝てしまいました。
が、さすがに高校生の達也は最後まで観てました。
わたしは中で「Detective Story」が好きです。 達也は「Kid's Story」だそう。
「Kid's Story」はメイキングで作者も言ってますが、ラフ絵の素描感が生かされているもので、「こういうアニメって見てみたかったんだよねー」という味があります。 「Detective Story」はいかにも探偵物語なので好みにマッチしました。
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