ひとひらの想い

2009年11月24日(火) 白いお迎え

今朝、愛ハムスターのモコが、静かに天国へと旅立って行きました。

夕べ、オットの帰宅時、いつも食事の匂いにつられて顔を見せるのに
巣箱から出てきませんでした。
昼間からだいぶ動きが鈍くなっていたものの、ご飯を食べていたので
しばらく様子を見ていたのですが、やはり心配になって、夜中12時前に
巣箱から出してみたら、なんだかぐったりしてる感じ。

自力で巣箱に戻れず、トイレ砂の上に乗ったので、慌ててストーブをつけ
ヒーターもトイレの容器の下に敷き、上にはフリースの切れ端の布団を。
1時半までオットと共に見守っていましたが、オット連日の出勤と
私もそれに伴うお弁当作りで早起きが続いていたので、睡魔に襲われ
とりあえず1時間だけ仮眠を取りました。

案の定、オットは起きられず、そのまま寝入ってしまい、私だけその後も
30分置きとか、1時間置きとかに、携帯のアラーム機能を使って無理やり起き、
様子を見てまた寝る、を繰り返してました。

最後に見た、朝の5時。
さっきより目が開いていて、ブシブシいう鼻息もおさまっていたので、なんとなく
良くなっている印象を受け、大丈夫かな?と思いつつも、ちょっと
気になったので、指の匂いをかがせて再び1時間後にアラームを設定し
眠りにつきました。
この時、もしかしたら最後になるかな?という不安感も少しありました。

6時にアラームが鳴り、モコの様子を見てみると、一見、さっきと同じようでしたが
息は止まっていました。

「ああ、やっぱり・・・」と思い、急いでオットを起こしました。

身体を触るとまだ温かく、毛もフサフサしていたので、恐らく数十分、もしくは
数分前に息を引き取ったのだと思います。

もう少し早く起きていたら、と悔やみましたが、あまり手がかからず
病院で痛い思いをしても、決して鳴かなかったモコ。
最後まで自分なりにがんばったのでしょう。

オットが置いたキャベツの上に顔を乗せて亡くなっていました。
最後に大好きなキャベツを食べようと、体力が残ってないのに
必死に身体を動かしたようです。
少しは食べられたのかな。

オットはモコの様子を見て、「眠くて動かないだけじゃない?」とか
言ってましたが、私は予感がありました。
というのも昨日、ハムスターを置いてる部屋で、白い影を2回も見たのです。

前に飼ってた白毛のハムスター、ハナとノンが、迎えに来たのだと
直感しました。
モコの具合が悪くなったのも、その直後だったので。

最期は看取れませんでしたが、きっとハナとノンが付いててくれたと思います。
今頃は、身体と同じぐらいの大きさになってしまった、腫瘍の苦しみから
開放され、楽しく元気に走り回っていると、信じたいです。

1年8ヶ月と、今までの子達に比べると短かったけど、楽しい時間を
ありがとうでした。



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