蛍桜

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stone

いつも持ち歩いてた宝石を
いつのまにか落としていた
誰か素敵な人に拾ってもらえたらと願っても
どこかで願いきれない

とても大切な宝石を
いつのまにか見失っていた
本当に大切だったのに
それが真実なのか近すぎて分からなかった
失くしてから恋しいと泣いた
それでも宝石は二度と帰ってこなかった

似たような輝きを見つけた
けれど あの宝石じゃない 違う
落としてしまった宝石は私の元を離れた
あまりにも見慣れていて忘れていた
あの人を引き付ける輝きを

誰かに拾われていることが唯一の救いだと思った
けれど本当は
まだあの宝石は私の手を忘れられずにいること望んでいた

あまりに近すぎて分からなかった
本当の大切さも 本当の輝きも見失った
手から離れて見ると
あんなに大きく見えた宝石は
あんなに強く輝いていた宝石は
何にも変えられないものだった 誰にも渡せないものだった

どれだけ日にちが経ったとしても
似た輝きを追い求めていた
その輝きを見るたび思い出していた
過ぎ去った時間を懐かしんでいた

もう帰ってこないの?
二度とあのときは戻らないの?

私の大切な 大切な宝石
どうして手放してしまったんだろう
どうしてよく見えなかったんだろう

あまりに近すぎて分からなかった
本当の大切さも 本当の輝きも見失った
ふと見つけた宝石は
あんなに私の元で輝いていた宝石は
私の手の届かないところで輝いていた
二度と私のものにはならなかった 後悔しても意味はなかった

私は宝石を見失ったのです
誰か
私の大切な宝石を知りませんか?

君が私の宝石だった



2004.8.17  18:54


2004年08月10日(火)

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