| 蛍桜 |
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| 怖くても誰も傍にいないから |
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みんなが笑っているときに どうして私は一人だけ すねたふりして笑えていないんだろう どうしてその輪の中に入ろうとしないのだろう 壁を作っているのは自分だということを 随分前から知っていたはずなのに その癖はもう取り消すことは出来ない ああやって笑えたら、って思えるけれど みんなが冗談を言い合っている中で きっとその冗談の的が自分に当てられたとき みんなみたいに笑って終わりに出来ないんだろう あたふたして、その冗談を鵜呑みにして、 相手に気を使わせてしまうのがオチで 本当に仲が良いって言うのは なんでも言い合えるような間柄なはずなのに 私はその冗談の輪に入ることが出来ない みんなが笑っているのに一人だけ その場には不必要なんじゃないかとへこたれたりして 誰かの目を引こうとしてる ここで話しかけてくれたら、まだ立ち直れる なんて思いながら そんなの中学生で卒業してたはずなのに だめだ、私には出来ていない 本当に一番届けたいことは どうしてかいつも伝わっていない 本当に言いたいことを分かってくれないもどかしさで 自分が制御出来なくなっていく どうして分かってくれないの? 私は私なりに一生懸命なのに、って いつも言い訳できるようにしている 所詮その程度で一生懸命なんて言えるはずないのに 分かってほしいとは願う けれど 私は誰かを分かろうとしたことはあったかな? 結局は分からないものだと投げ出すことを 覚えてしまってからは 人と向き合うのさえ面倒になってしまった 飾りばかりを纏って願いを奏でる人々には その飾りに惑わされて、いつも踊らされる 余計にあたふたと駆け回ってしまう 飾りも何もない本音の願いを聞かせてくれれば それに対して、どうにかできるのに 飾りをつけた願いを与えられても 飾りを省くことで精一杯で 願いを聞いてあげることさえ出来なくて どうして、飾りなんてあるんだろう? 自分の身を守りすぎて どこにも歩んでいけない 父親がくれた私の名前の由来を どうして私に伝えることなく彼は死んでしまったの? 2004.8.3 18:23 |
| 2004年07月25日(日) |
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