犬が体調を崩し、朝からずーっと心配する。 でも、病院で調べてもらっても別に異状はないという。 数年前の自分を思い出しつつも、ちょっと安心し、 やっぱり本人は苦しいんだろうなーと思いながら背中をさすってやる。 病気の発生のメカニズムは理屈で語れるしれないが、 病気による憂鬱な感じは理屈では表せないものだ。 まして動物なんて、理屈にしても感情にしても言葉で語れないんである。 それを治しちゃう獣医さん、すごい。 しかも人間の病院なら「うちは眼科なんで内科に行ってください」とか 専門限定!なコメントをされることもしばしばだったりするが、 獣医さんは目だろうが内臓だろうが骨折だろうが、 犬だろうが猫だろうが鳥だろうがワニだろうが、 なんでも引き受けてしまうのだ。 幅広いところだと「ほ乳類」にも限定しなかったりするからね。 亀とか金魚とかね。 獣医さんもお医者さんもすごい仕事だなあとは思うが、 なりたいと思ったことは一度もない。 自分、どっちかっていうと患者っすから。 世の中には「お医者さんと結婚したい」という女性が多いらしいが、 私個人としては、非常にひっかかることがある。 果たして、お医者さんと世間話して楽しいのか?と。 「こないだ○○で出血した患者がいて」とか、 なんか怖いことを聞かされてしまうんじゃないかーというイメージがある。 自分、小心者っすから。 だったらパン屋さんとかと結婚した方が、 なんかおいしそうで楽しそうではないか。 で、ある日店先で赤いリボンを付けた魔法使いの女の子に出会う。 「あんた、空飛べるんだねえ。うちに住み込みで働かない?」 その女の子の名前はキキ(「魔女の宅急便」より抜粋)。 で、先日絶賛した山寺宏一氏は、 「魔女の宅急便」のパン屋の旦那さん役も演っておられたそうだ。 二言くらいしか台詞がなく、しかも「おおっ?」とか感動詞ばかり。 ジブリ史上に残るくらい無口な人だ。 自分、不器用っすから。 |