今日は、飲み会。飲みといっても、水溶液の試飲会だ。 さまざまな水溶液を作ってはちびちび飲み、 作ってはちびちび飲み。「マズッ」「グフッ」とか言いながらね。 ――うまいカクテル、とか。 ――ウイスキーを飲もう、とか。 そもそも、美味しさを追求したくて開いた集会だったのだが、 結局のところ「あっはっは、化学実験って楽しいー」という マッドサイエンティストな雰囲気になってしまった。 このメンバーって、そうかー理系だったよなあ。なんてことを思い出す。 何を隠そう私も工学部出身だ。そういや実験はしたことがないけど。 でも、変な色水を作るのは面白い!絵の具は好きだ!! そんな気持ちでずっと、不気味なカクテルを作っていた。 ウイスキーを「飲むヨーグルト」で割ってみるといい。 飲めたもんじゃないぜ。 オレンジジュースはそれ以上にあり得ない味だったそうだ。 あと特記することといえば、「ジブリ作品ではどれが一番好きか?」と いう質問に対し、その場にいた四人中三人が「紅の豚」と答えたこと。 これはなんだか、珍しいことだ。 一人くらいならまだしも、75%があの作品を挙げるとは。 「ナウシカ」とかじゃなく、あえて異色作が一位。 「あれは男の美学だー」等と、盛り上がる男三人。 ちなみにその三人のうち一人が私なんだが。 「お前男か?」とは、聞かないでやっておくれ(?)。 あの作品を語る時は、気分的にかなり男なのさ。 ♪男には〜自分の世界が〜ある たとえるなら〜空を駆ける〜ひとすじ〜の流れ星〜 (ルパン三世のテーマより) ちなみにこの後に続く歌詞が「孤独な笑みを夕陽に晒して 背中で泣いてる男の美学」なんだけどね。 あまりに突っ走ってる詞なもので、覚えてしまったのでした。 いいよね、男!な奴ら。迷いがない。 「飛ばねぇ豚はただの豚だ!」っていう台詞とか。 あのポルコ役の森山周一郎氏のシブイ声を真似しようとして、 喉を痛めたことがある。フッ、俺もバカだったさ(今もな)。 |