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一年を振り返る
2002年12月29日(日)

片付けに疲れて考え事を始め、
考え事に疲れて文章書きを始め、
文章書きにも疲れたので一休みしてテレビを付けた。
すると華原朋美嬢が歌っていた。前にヒットした「I'm proud」。
前よりも歌が上手くなっている。あら、とちっちゃく感心。

この人にはだいぶ立腹していた時期があった。
この人がブレイクした頃に私は頭痛で歌を辞めていて、
「この程度の歌唱力で人気歌手かいっ」と内心八つ当たりしていた。
……彼女も私も、それぞれ進歩したんだなあ。

というわけで、今年の私的大ニュース・カウントダウン。

第五位は、「音楽が聴けるようになった」

これで歌手デビューという夢(自ら初耳)に一歩近付いたわけだ。
アームストロング的に第一歩。いやでもマジで嬉しいことなのだ。

第四位は、「バイトを辞めた」
第三位は、「バイトを始めた」

一つバイトを辞めて違うのを始めた。
まあだからどう、ってこともないのだがひとつ気になる点として
前のバイトと比べて時給が3分の1
なったというのはどうなんだろうね。まあ
働く苦労だけはリアルに解るようになったが。いやはや。

第二位は、「オオサカ一人旅」

実は春先に一週間ほど旅に出ていた。
この模様は日記には全く記していないが、なぜかというと
毎日電車通勤し、ひっそり課題をこなすという、
取り立てて語るにはあまりにも地味な日々だったためだ。
でもものすごく勉強になった。ここで学んだことは大きかった。
京阪電車のキャッチフレーズ(?)である、
「京阪乗る人おけいはん」なんて言葉も覚えたし。
ただたこ焼きもお好み焼きも明石焼きも食べられず、食したものといえば
パスタとか社員食堂の煮物とか、あと自ら作ったオムレツとかだった。

そして第一位は「進学決定」。
うーん普通だ。でも、あの恐怖のアイコンタクトは忘れられない。
そして、人々の疲れた苦笑いも忘れられない。
記憶のタンスの片隅に、ミセスロイドと共にしまおう。

……こう振り返るとあまり大したことない一年だったみたいだが、
いやいやきっと。新たな栄養素を目指して、爪と同じ速度で育っているのだ。
日々成長している。今日だって、ひとつ成長したところだ(現在完了)。
今日まで、「鼻濁音」を「微濁音」だと思ってたのだ。微炭酸みたく。

一日一日は小さくても。
ちりも積もれば山となる。……ただ思うことには、
実際にちりが積もった場合そこは掃除が必要だ。
別に良いけど。ことわざってそういうものだ。