今日も俺は電車に飛び乗り(飛び乗る必然性はないのに)、 そして遙か遠くを目指し旅に出た。 学校にたどり着くと、Y嬢が部屋の片隅で死んだように眠っていた。 だから思わず、「国敗れて山河在り」と呟いてしまう。 そしてMくん(細)の体調が悪いらしいことを知る。 ああ、そんな季節だなあ。みんながんばれ。 でも俺は風邪など蹴散らして走るのさ。 走り出したら止まらない。 波はジェットコースター 走り出したら止まらないよ、と 堂本剛は唄った。 賽銭箱に100円玉投げたら、釣り銭出てくる人生がいい。と 長渕剛は唄った。 しかし剛という名前の有名人、癖のある人が多い気がする。 中川家の小さい兄さんとか。 草なぎ剛は何がすごいって、「なぎ」はワープロで出ないくらい 難しい漢字だという点。この人が出てこなかったら、 この国では一生(?)日の目を見ない漢字だったに違いない。 uh- 頑張ってみるよ……少しだけ。 そんなこととは無関係に、「うちの学校の近くの駅前、 ドラッグストア3軒もあるんだぜ」と自慢して驚かれる。 すっごい狭い範囲に3軒もだぜ。 帰りの電車の中、元気なんだけどなおかつ マナーにはちょっとうるさい小学生を見た。うーん、末恐ろしい。 私はあんなもんじゃなかったな。 もっとハイパーデンジェラスな子供だったように思う。 ああ、願わくは大江健三郎氏がするように子供時代を振り返りたかった。 あんな意義と主張のある子供時代を過ごしておきたかったなあ。 確かに、井上陽水を見ているとモノマネしたくなる。 「飾りじゃないのよ涙は」なんてまさに。 あの人の声、珍しい中国茶みたいな薫りがするのだ。良くも悪くも。 |