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俺はランナー ≪再放送≫
2002年11月12日(火)

今日も俺は電車に飛び乗り(飛び乗る必然性はないのに)、
そして遙か遠くを目指し旅に出た。

学校にたどり着くと、Y嬢が部屋の片隅で死んだように眠っていた。
だから思わず、「国敗れて山河在り」と呟いてしまう。
そしてMくん(細)の体調が悪いらしいことを知る。
ああ、そんな季節だなあ。みんながんばれ。

でも俺は風邪など蹴散らして走るのさ。
走り出したら止まらない。
波はジェットコースター 走り出したら止まらないよ、と
堂本剛は唄った。
賽銭箱に100円玉投げたら、釣り銭出てくる人生がいい。と
長渕剛は唄った。
しかし剛という名前の有名人、癖のある人が多い気がする。
中川家の小さい兄さんとか。
草なぎ剛は何がすごいって、「なぎ」はワープロで出ないくらい
難しい漢字だという点。この人が出てこなかったら、
この国では一生(?)日の目を見ない漢字だったに違いない。
uh- 頑張ってみるよ……少しだけ。

そんなこととは無関係に、「うちの学校の近くの駅前、
ドラッグストア3軒もあるんだぜ」と自慢して驚かれる。
すっごい狭い範囲に3軒もだぜ。

帰りの電車の中、元気なんだけどなおかつ
マナーにはちょっとうるさい小学生を見た。うーん、末恐ろしい。
私はあんなもんじゃなかったな。
もっとハイパーデンジェラスな子供だったように思う。
ああ、願わくは大江健三郎氏がするように子供時代を振り返りたかった。
あんな意義と主張のある子供時代を過ごしておきたかったなあ。

確かに、井上陽水を見ているとモノマネしたくなる。
「飾りじゃないのよ涙は」なんてまさに。
あの人の声、珍しい中国茶みたいな薫りがするのだ。良くも悪くも。