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10月も前半が終わりつつあるので
2002年10月13日(日)

蚊が死んでいるのを発見。
秋だなあ……と詠嘆。

夏が完全にいなくなったのだ。
……という切なさと、それ以上におびただしい安堵感。

でも今日は、夏でもないのにひどい頭痛。
「出かけなくてもよい日です」という気持ちで迎える一日は久々で、
疲れていたのだろう、おもしろいほど体調が崩れる。
それでもかつてに比べて立ち直りが早い。
涼やかな気温のせいもあろうか。

午後にはとりあえず、パソコンに向かう気分になれたので
ネットで調べ物をしていたら、また頭痛が復活。
で、少し休む。
体調復活。
作業を再開、しかし頭痛が復活。
で、少し休む。
体調復活。
作業を再開、しかし頭痛が(略)

……それを繰り返すうちに日が沈み、
気が付いてみたればまとまったことが何一つできていない。

ああ、人生もそんな感じで呆気なく終わるのかな、と
妙に解釈を広げに広げて考える。
人間は考えるアシベである。
アザラシを飼ってて、父ちゃんは大工だ。
ともかく、生きるとは何ぞや?
難しく、実はどうでもいいパズルである。
だがくだらなく思えることこそ懸命にやらなくてはならない、
人の一生なぞそれ自体くだらないのだ、しかし懸命に生きるのだ。
という、豪邸の庭石に刻まれがちなことをふつと思ふ。
思案の季節だからじゃなく、普段からこういう暗さだ。
ええ、そうです光量はこんなもので。
天日干しというよりは陰干し派寄りですねえ、と。

妹は日毎に三瓶に近付いている。不愉快かつ愉快なことに。
原因はたぶんダミ声だ。セミ声だ。