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理屈じゃないこと
2002年10月07日(月)

どーも風邪っぽい。
それも私個人のレベルではなく、関東全域がだ。
それも風邪を引いているんでなく、風邪っぽいのだ。
あくまで風邪に準ずる段階で。

そんな不安定な日々。
それが秋なのだ。
それが秋の醍醐味なのだ。
つまり秋味とは風邪っぽいのだ。
と、連想ゲームをやってみた。また矛盾。

こういう難しい連想ゲーム。
それはそれで、その時のその人の中では完結していたりする。
この日記そのものが読み返すと「?」だったりするように、
時間が経てば本人もわからないようなことがある。場合がある。
その瞬間では成立していても、すぐ風化する何かがある。
それを私的解釈においてシュールレアリズム、
ひいては一部のコミュニティにおいて「飛び道具」と呼ぶ。
理屈がわからない。必然性が見えない。
そんなことと隣り合わせで暮らしている。のは、
私だけなんだろうか。あっ、わりとそうかもしれない。

必然性、偶然性、というのは考えれば考えるほどわからない。
「なぜ恐竜は絶滅したのだろう?」
「うーん、たまたまじゃないかな?」
「……」
偶然という魔法は、議論を立ち消えに追い込みやすい。
つまり科学者は必然性が好きだ。
「競馬、次はどれが勝つかな?この馬は去年……」
「適当に決めたらいいじゃん」
勝負師は、必然と偶然のはざまを揺れる。
「なぜ、どのようにしてストーンヘンジは作られたのだろうか」
「雰囲気かも」
雰囲気。なんとなく。意外とそんなものも重要かもしれない、とも思う。

「なぜ見つめるほど 行き違うの ふたりの恋(♪Hysteric Blue)」
「たぶん運が悪いんだね」