「彼は死ぬだろうか?」「いや、死にますまい」 高校の時に英語の参考書を繰っていて見付けた例文の和訳だ。 「死ぬだろうか」なんて懸念されてる時点で、 文中の「彼」は少なくとも一大事なのだろう。 今日この文章(会話?)を、急に思い出したのだ。 今日・明日と、うちの学年は全体的にてんやわんやだ。 人のプレゼンを見る、っていうのも一長一短なもので、 「みんな不安なのは一緒だな」と安心するようで、 「自分もかような(このような)大変な場に……」と緊張するようで、 安心緊張安心緊張の繰り返しで、地盤が緩んできた。(地層?) 家に帰り、気を取り直そうとBest Hit TVのスペシャルを見る。 マシューは今日も、ボケとツッコミの間を華麗に行き来していた。 服装が派手なわりに、やることは意外と地味だなと気付く。 なんか頭痛がする。最近また暑いせいからか。 それとも、パワフルに働きすぎたせいなのか…… ああ、明日が怖い。 世界のどこかしこでこんな噂が聞こえる。幻聴だ。 「彼は死ぬだろうか?」「いや、死にますまい」 なんだ?「ますまい」って。敬語で否定か。 |