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とけゐを買ゐましぬ
2002年08月24日(土)

無表情で早起きし、妹と遠くに出かける。
なんでだか用事だった。つとめて冷静に、機械的に。
たまたま私は黒い服を着て出かけたのだが、ある駅のホームにて
葬式に向かうらしき団体(注・全く知らない人々)と合流してしまう。
黒い服の集団にしっかり飲み込まれた。
妹以外は、みんな同じ葬式に向かうかのように見えた。
「私も葬式出なきゃ」みたいな気分。せっかくの黒い服だ。
なんと彼らも、我々と同じ駅で降りた。
どこ?「○○家はこちら→」っていう看板はどこ?
私も、行った方が……あ、およびでないですか。
確かに、もし私が死んだときに
「どうも、駅でお葬式に向かう方々を見かけたもので、なおかつ偶然
 私も黒い服を着ていたもので」なんて理由で
見知らぬ人が急に現れたりしたら嫌だ。
初めましても言わず、さよならから始まる関係なんて。
なんか数倍切ないじゃないか。何かのフレーズっぽいし。

帰りに、上野で時計を購入。ちょっとヘンな時計だ。
秒針は動く、文字盤も地味に動く。
図がないと想像しずらいような腕時計。今月の風変わり大賞にノミネート。

筋肉痛と精神的な疲労がひどゐ。どうすりゃゐゐんだ。
なんか、妹と一緒に行動すると疲れるのだ。色々と気ゐ遣うのだ。
他人と一緒にゐるとき以上に気を遣うのはなぜなんだか……。
相変わらず気の使い方がおかしゐな。ゐやはやまゐった。