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プロレスラーvs不健康人
2002年07月09日(火)

昨日必死に書いた書類を持って学校へ行く。
天候は非常に炎天下だ(という日本語は使い方がおかしい)。
電車の冷房の寒さと外の暑さのギャップに苦しみつつ、
受付けの場所まで辿り着いた。
しかしそこで必要部品が足りないよ、と言われて用意するべく移動。
その時、どこからか女性の声でアナウンスが響いた。
「ただいま光化学スモッグ注意報が発令されました。」
屋外ではあまり運動しないように、といった内容。
ああ、今の私を端的に表現した内容だ。と共感。
でも私だけだろうか、自分が外にいるときに光化学スモッグ注意報が
発令されると、なんだかテンションが上がる。
ははは、みんな家の中に入れ入れ!でも俺はここにいるんだぜ!
ちょっと危ない優越感だった。日射病と日焼けに気を付けたい。
必要部品を揃え、どうにか提出。ああこれで一つ片付いた。
ようやく7月の初仕事、という感じ。

のんびりと、家に帰る。と思いきや地元は大雨だ。
うおー、と心で叫ぶほどの降りっぷりで、かえって気持ちいい。
じりじりのあとにざあざあ。これこそ夏だー。
傘を差しても濡れる濡れる。
今まで、星飛遊馬のお姉さんのごとくそっとこちらを覗いていた夏が、
今日は「はい、じゃあ授業始めるぞー」と中学教師(ジャージ着用)のように
無造作な感じでやってきたのだ。いざ登場!
チャイムは鳴った。いや、試合開始のゴングか。
そう、もうこうなると、夏に弱い私も覚悟を決めざるをえない。
相手は「猪木ー!」という太い声の応援を全身で受けている。
こうなったらしょうがないな、というリングの上。
猪木、ボンバイエ!そんな気分で夏が来た。
(※猪木氏およびプロレスに関する知識は皆無だが、
  夏は私にとってプロレスラーのような季節だ。
  自分には真似できないタイプの強さを持っている。)

家に帰りつくと、警報が出ていた。
やっほー。怖いんだけど、同時にテンションが上がる。
かくれんぼの時の気持ちもおそらくはこれに近い。
怖さと背中合わせのわくわく感。なんだそりゃ。
光化学の次は大雨洪水。もりだくさんな一日だった。