昨日必死に書いた書類を持って学校へ行く。 天候は非常に炎天下だ(という日本語は使い方がおかしい)。 電車の冷房の寒さと外の暑さのギャップに苦しみつつ、 受付けの場所まで辿り着いた。 しかしそこで必要部品が足りないよ、と言われて用意するべく移動。 その時、どこからか女性の声でアナウンスが響いた。 「ただいま光化学スモッグ注意報が発令されました。」 屋外ではあまり運動しないように、といった内容。 ああ、今の私を端的に表現した内容だ。と共感。 でも私だけだろうか、自分が外にいるときに光化学スモッグ注意報が 発令されると、なんだかテンションが上がる。 ははは、みんな家の中に入れ入れ!でも俺はここにいるんだぜ! ちょっと危ない優越感だった。日射病と日焼けに気を付けたい。 必要部品を揃え、どうにか提出。ああこれで一つ片付いた。 ようやく7月の初仕事、という感じ。 のんびりと、家に帰る。と思いきや地元は大雨だ。 うおー、と心で叫ぶほどの降りっぷりで、かえって気持ちいい。 じりじりのあとにざあざあ。これこそ夏だー。 傘を差しても濡れる濡れる。 今まで、星飛遊馬のお姉さんのごとくそっとこちらを覗いていた夏が、 今日は「はい、じゃあ授業始めるぞー」と中学教師(ジャージ着用)のように 無造作な感じでやってきたのだ。いざ登場! チャイムは鳴った。いや、試合開始のゴングか。 そう、もうこうなると、夏に弱い私も覚悟を決めざるをえない。 相手は「猪木ー!」という太い声の応援を全身で受けている。 こうなったらしょうがないな、というリングの上。 猪木、ボンバイエ!そんな気分で夏が来た。 (※猪木氏およびプロレスに関する知識は皆無だが、 夏は私にとってプロレスラーのような季節だ。 自分には真似できないタイプの強さを持っている。) 家に帰りつくと、警報が出ていた。 やっほー。怖いんだけど、同時にテンションが上がる。 かくれんぼの時の気持ちもおそらくはこれに近い。 怖さと背中合わせのわくわく感。なんだそりゃ。 光化学の次は大雨洪水。もりだくさんな一日だった。 |