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じっとり湿気
2002年07月02日(火)

普通に暮らしている時点でだるい。
モンスーンアジアに生きた先人たちよ!
どうしたらいいのだ?こんな日は。

そういった感じで、今日は犬も少し体調が悪そうだった。
でも彼は一日中寝ていても文句を言われない立場だ。
私は出掛ける予定が自分の体調によってつぶれる。
頭痛こそ無い(たいへん不気味)が、体の節々が訳もなく痛い!
これは……新しい。やばい。知らない症状が!?

したがって変化の乏しい一日。
母親としゃべりながら、考えごと。
横になって、考えごと。
考えるという行動の哀しいところは、
エネルギーを内側で一生懸命燃焼させたところで、
その成果が米粒大ほどもあらわれなかったりする点だ。
今日は……粟粒くらいの成果。くそう。でも負けないぞ。

うぉぉぉ、負けるか……と拳を握りながら(暑くるしい)、
ふと思ったこと。
少年漫画で運動部を描いた話って、だいたい「勝つぞ」な話が多い。
運動部がメインの漫画で勝つイメージがないのって、
「稲中卓球部」くらいしか思い出せない(ありゃ根本的に違う)。
あれ、負けたらダメなんだろうかね。ダメなのかな。
でも実際に運動部で頑張ったことのある人の多くは、
負けた想い出がメインだったりするのでは?と想像。
(※ずっと合唱部か帰宅部だった私にとっては想像上の世界)
勝負するからには「勝ち」の数だけ「負け」が存在するわけで。
それなのに「敗北」を正面から捉えた話が皆無なのは、
実は不自然なんじゃないかなと最近思うようになった。
若い頃に失敗した人の方が粘り強くなれそうな感じもするし。
大事なのは目に見える結果そのものじゃなくて、
それをどうやって人生のプラスにするかなのです(先生的意見)。
……そんな変わった話があったら読んでみたい。暗いかな。