Back  Index  Next

晴れていた一日
2002年06月19日(水)

晴れていたので、絵を描いた。
……相変わらず、天気ともそれほど関係ない暮らしをしている。

周りを気にすれば気にするほど個性の出し惜しみをしてしまう気もするし、
周りをもっともっと狂おしいほど気にしなければ生きてはいけない気もする。
前に誰かが言っていたように、
周りや自分が見えにくくても仕方ない時期なのかもしれないけど。

そもそも私は、どんな表現手法が一番似合うんだろう。
踊りとか音楽とか、いろいろな表現手段が存在しているけれど……
絵に関係することじゃなかったりして。
逆に文章?いやいやいやいや、それは副業だから楽しめるだけだ。
「向いてるんじゃないか」という図に乗った予感は、9割以上は蜃気楼。
職業にしようと考えてみた途端、幻想は砂漠の彼方に消えていく。
くそー、湖だと思ったのによー。という、器用貧乏ゆえの灼熱地獄だ。

現実が砂漠であることに気付いた人のことを、大人というのかもしれない。
子供はまだそれに気付かないか、気付く勇気がない。
              (朝臼新聞コラム・『今日のお言葉』)

そんなようなことを悩みながらじわじわ線を書くもんだから、
どうしても仕事が遅い。何割カットだ?というレベルでしか進まない。
うーんやばい。やばいな。

なんにもやってない、という感じのする日々。
自分の行動を監視カメラで撮ってみたい。
何をしているうちに日が暮れているんだろう?
夢遊病?いや、起きてるぞー起きてる。空白の時間がある。
犬の散歩と夕飯の支度の時間くらいで、あと残りの時間があるはずだ。
忙しい、というわけでもないが、すごく暇だった覚えもない。
記憶があるようでないような、ないようであるような。
部屋着じゃない服を着て靴を履いてどこかに出掛ければ、
こんな気持ちも解消されるんだろうか。

そういうことで、明日は定期を買う。
実は先週切れていた。
そしてそのまま、学校へでも行こうかと思っている。

小さめの旅に出よう、とにかく。多少暑くてもかまわない。