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喉が痛いまま
2002年05月15日(水)

喉が痛く、頭痛が酷い一日。
ついでに薬の副作用で口内炎が酷い。まいったもんだ。
webを見ていて、「社会人になるのって大変だ」と痛感する。
というのも、自分がエントリーしようかなと思った企業の
良くない噂を聞いてしまったからだ。
どうしようかな、とまた迷うが、一応エントリーはしてみることにする。

進学したいという気持ちを持ちながらの小規模活動なので
中途半端な感じは否めない。ただ、小規模なら小規模なりに
精一杯得るものを得た、と思えるまでは全力で頑張りたい。

……とはいえ、目標のない努力がこんなに漠然としたものだとは。
砂漠に街を作れと言われるくらい漠然としている。
作品作りは、モチベーションを注ぐテーマを
ひとつ決めてそれにむけて頑張るというスタンスになるのだが、
就職活動の場合は頑張りの性質自体が異質だ。
しかも私の場合総括するべきテーマも輪郭がぼけている。
受験と就職の一番の違いはこういう所にあると思う。

やりたいことを見付けるのは難しいし、
やりたいことをやれる場所を見付けるのも難しいし、
そこに辿り着くのも難しい。
困難なことがどうしてこんなに生まれたのだろう、と
思うくらいに、複雑怪奇なことで満ちているなあ。と思ったら、
不思議なことに、嫌な気分で曇ると共に頭痛が止んでしまった。

人間が人間であるがゆえに、馬鹿げたことはある。
そのどうしようもないことを全て笑って受け止められるように
なるには、私はまだまだ修業不足ということだけだろう。

社会を知る意味でも就職する、というのは正しい。
問題はその後だ。
就職してどうするのか、ということが見えない。わからない。
わからなければいけないのか、それともわからなくて当然なのか、
判断はつきかねる。

何が起こるかわからない、でもわからないから面白い。
先に内部のMAPを渡されてから入るお化け屋敷などつまらない。
どんと来いやぁ、くらいに思っていればいいのだ。

……体力に自信がない時はついマイナス思考に陥るが、
それにしても全然視界が変わるものだな。フィルターが違う。
体調がいい時と悪い時、気分がいい時と暗い時、すべて色の彩度が変わる。