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母の日
2002年05月12日(日)

うちの母には母がいる。
とても元気な母がいる。
母の母が、「私ね、最近人生が
下り坂にさしかかってきた気がするの」と言った。
20代の孫がいるような年齢になって初めて、
『下り坂』にさしかかった気がする程度らしい。
ということは○十歳の今が「ようやく真ん中」あたりで、
最終的に今の年齢の二倍は生きる感じの人生なのだろう。
ネットの精神年齢鑑定をやらせたところ、彼女の精神年齢は15歳。
若い!若すぎる……せめて二十歳以上であって欲しかった。

そんな一方で、孫にあたる私は
12歳にして「いかにも」という言葉を使いこなしていた。
たぶん、その頃から現在と同じ調子である。

そして母。
私のことを「最近(自分の)お姉さんみたいだ」と言う。

妹のような母親と、娘のような祖母がいる。
そして今日は母の日。……なんとなくややこしい。
でも母は母なので、今日は私が夕飯を作ろうか?と言い出してみた。
しかし、寿司を買ってきた後だった。
家族で唯一寿司が食えない私は、めげずにオムレツを制作。
しかし、日本人は寿司が大好きだという説どおり、
みんな基本的に寿司を食べていた。
そんなわけで今日の夕飯は寿司だった。
私はオムレツでお腹一杯である。
そういえば私が大学に合格したときも、
夕飯が寿司だったな。
大学に合格したあの夜、一人で納豆ご飯食べたっけ。
やりやがったな日本人。

備考:私の実の妹が一番好きなクイズ番組は、意外にも
   「パネルクイズアタック25」(テレビ朝日)だそうだ。