写真を撮るためだけに学校をうろつく。 木々の緑も美しく、と打とうとしたら 「みどり」が「美登里」と変換されたうちのパソコンは おかしいのかもしれない。 いい写真というのはむずかしい。 まず、カメラを持って歩くのがむずかしい。 人々が「あっ、あの人カメラ持ってる」という顔で こっちを見ている(気がする)ので、 緊張してしまう。「いやいや、すいません 撮影しますよ、でも決してパパラッチではござらぬ」 というオーラを体じゅうから放って、 なんだか消耗。 写真は撮られるより撮る方が好きだが、 それでも撮るのは苦手かもしれない。 |