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なまぬるく、ああなまぬるく
2002年04月22日(月)

マグカップサミット状態になっているテーブルの上を見て、
母親がとうとう「解散!」と叫んだ今日この頃。
そしてその直後「今の言い方、面白かった?」と意見を求められた今日この頃。
(みんな面白くなりたいのだ。日々精進することは良いことだ。)

朝、遅刻しそうになって家を出て、
昼、ずっと仕事で、
夕方、ずっと打ち合わせで、
なんだかんだで丸一日、何も食しない日だった。
お天道様が出ている間は頭痛薬くらいしか飲まず。
ラマダン(イスラム教の断食月)というのはこんな感じなのだろうか?
帰りの電車で座れたまでは良かったが、
隣りに座っていた人が道中ずっとピーナッツを食べていた。
「わけて」と言えない悲しさよ(言わないのが正解)。
その香ばしい臭いだけで、ひもじさが倍増した。

そしてようやく、9時過ぎに帰宅して24時間ぶりの食事。
そんなに忙しいわけでもないのに(仕事は編集長が
ばりばり仕切っていた)食事をしそびれる。
考えれば、なんとも不可解なことだ。

最近、忙しいのか暇なのかわからない。
こんな半端な気持ちのまま、就職か進学かを決めてしまうのは
心苦しく狂おしいと思う。

せっかく買ったポッキーが、中で全部折れていた時のように。
電車で同じ車両に乗っていたカップルの話のネタにされた時のように。
なまぬるい苛立ちが私を包んだ、そんな一日だった。