Back  Index  Next

マグカップサミット
2002年04月21日(日)

「お前、最近黄ばんできたな」
「てめぇこそ、ヒビ入ってんじゃねーか」
「先輩方、ケンカはやめてくださいよ」
「新人は黙っとけ」
「お前のせいで最近、スペース狭いんだよ」

……そんな今日この頃、
気付くとテーブルの上にマグカップが貯まっている。

朝に紅茶を飲んで、そのまま出かけ、
帰宅時にコーヒーを飲んで、そのまま雑用に追われる。
夕飯の時に緑茶を飲んでそれを持ったまま部屋に来て、
……というわけであら不思議、
一人の人間しか棲息していないはずなのにマグカップが3つか4つ
テーブルの上に並んでいたりする。
我に返って、「……洗うか。」

忙しかったり、余裕がないとこういうことが起きる。
喉がおかしい時はなおさら水分に頼りがちになるので、
マグカップが手放せない。

部屋にマグカップが3つ並んでいるのを誰かに目撃された場合、
「いやー、影武者とミーティングしててさ。」などと言っておく。
はやさんと、はゆさんと、はよさんと。
だからマグカップがいっぱい必要なのさ。
そう言うと納得(したふりを)するうちの家族はおかしい。
さすがな血筋だ。

でも、洗うのは一人。切なさ三倍返し。
あーあ、コピーロボット(パーマン)が欲しいなー。