Back  Index  Next

塞翁が馬
2002年04月14日(日)

ちょっとずつでもいいから、収穫を。
受験の時もそう思ったように、また思う。
今日はあれをした、これをした。
ということが、これと言って見付からないような一日があり、
最近それが増えてきた。
授業を取らないだとか暖かくなってきて体調が悪いとか、
原因はごろごろと浮き出てくる。
まるで吹き出物が増えたことに気付く時のように、
漠然と「ああ、ヤな感じの生活習慣のあらわれだな」と思う。
小さくてもいいから、毎日成長したい。
成長した、という証しが欲しい。
ちなみに今日は「渡辺満里奈の部分モノマネ」を会得したくらい。
……何か違う。(せめてもっと分かり易いネタを得たかった。)

たとえば授業に出て話を聞くとか、
人と会って影響を受けるとかいったことを通して得られる
「あー今なにか吸収してるぞ」という感覚は、
本来の吸収する目的もさることながら「頑張っている実感」を
持たせてくれるという点で有意義だったのだ。
「頑張っている自分」を客観視することで安心感を得ていた
部分があったのに、それが最近あまり無い。
家で資料やネットで情報を集めていると、なんだか喉の奥がもどかしい。
こんなことしてていいんだろうか、という感じが消えない。
普段は「アカペラで済ませろ」とか言う人間なのに、
無性に「カラオケBOXで歌が歌いたい」と思ってしまう。

だから最近、用事がない日に学校に行きたくなる。
知り合いに会えば何か情報が得られるかもしれないし、
じっとしていると余計なことを考え始め、
またくだらない理由で落ち込んでしまいそうな気がする。
遠い道のりの途中で寄り道も出来るし、気分転換としても適している。

あー今の学校選んで正解だった、と近頃ようやく思う。
なにより凄い人が多い。地味に凄い人も、派手に凄い人もいて面白い。
受験や就職の時、どの道を選べばいいか迷うのなんて当たり前だ。
この道を選んで正解だったか、なんてことは後になってからも見えづらい。
人間万事塞翁が馬。