(題名の後半は、『南の島のハメハメハ大王』より抜粋) 初めて会社説明会に行ってみる。 スーツでいいんだよなー、と言いながら、 未だに着慣れないグレーのスーツで出掛けた。 すると(やはり)人がいっぱいいた。それも自分と似たような格好の。 この中で一人だけ真っ赤なスーツ上下の奴がいたら、 「逆スイミー」ができそうだ。 赤い目をしたグレーの魚を、みんなで描いて誰かを脅かそう。 これみんな学生なんだな、学生っていう職業の人は結構多いよなと 思っていたら、よく見ると社員の人もいたりした。 話を聞きながら、こんな作業をものすごく繰り返しながら 自分の行きたい会社を探すのはやっぱり大変なことだ、と痛感。 もっと要領よく探すやり方を開発すべきかもしれない。 無駄に終る分のエネルギーを使って、発電でもした方が地球のためだ。 会社と一口に言ってもたくさんありすぎるのがいけない。 この際、業種ごとにひとつにまとめたらどうだろう? (独占禁止法の存在は無視)どんだけ敷地が広いだろう。 多分、場合によるだろうが市町村5つ分くらいは要りそうだ。 ○○県南部はだいたい全部車の工場、とか。 ……昔、一年間に人一人がするくしゃみの強さと速度を足していくと、 新幹線より速い勢いで唾が飛ぶ計算になるとかいう話を聞いたが、 それと同じくらい意味のない見積もりだ。 エントリーした大企業から履歴書用紙ファイルが送られてきた。 こういう紙を書くのは苦手だ。文章が、という以上に字を書くこと自体が苦手。 ワープロが普及しているが、やはり履歴書などは直筆にかぎるらしい。 うーむ………まあ、毛筆で書いていた時代よりはましか。と思い諦める。 |