今日は学校の広報にまつわる打ち合わせ。 ……と思っていたら、話が予想以上にでかかったらしく、 いろいろ偉い人に挨拶に行くことになった。 もっときっちりした身なりで来るんだった。 「失礼します」といって部屋に入るところを、 「しつれしゃーす」と、男子校の週番みたいな言い方になってしまう。 そういえば最近気が付いた。私のように 偉い人と話す時と友達と話す時の口調に それほど差がないのは珍しいことのようだ。 偉い人にも容赦しないし、友達にもわりと敬語を使う。 思い起こせば中学二年の時、友達に 「やあー、はやさんじゃないか!」と声をかけられ、 「いかにも!」と答えていたっけ。 13歳女子のわりに相当いぶし銀だった気がする。 よく子供の作文で話し言葉をそのまま 書いてしまっているものがあるが、私はその逆だ。 時々、明らかに書き言葉で喋っている。 無意識に「しかしながら」「せねばならぬ」等、 どこかの預言書のような言葉遣いで喋ってしまう。 面白さをねらって言う時もあるが、別にそうでない時もある。 重々しい言葉遣いながら、けたたましくしゃべくる。 自分のようなタイプのお喋りは結構珍しい気もする。 お喋りといえば小学生の頃、『東の明石屋さんま』的な同級生が居たっけ。 どうしてるかな。会いたくはないがどうなったのか気になる。 遠巻きに見かけてみたい、といった程度である。 常に面白さをねらっているわけではないが、 全体的に風変わりであろうと心がけてきたことは事実である。 今までどんな環境に居ても、ヘンな奴扱いされてきた。 そして今は、それも悪くないなぁと思う。 しかし今日は珍しく他学部の人と喋って、 うちの学科には変わり者が多い、という偏見を持たせてしまった。 いやはやなんとも、私を学科の代表にするのはある意味間違いである。 |