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『カワイイ』観 (前編)
2001年09月21日(金)

カワイイって何だろう。そんなことを考える。
(それ以上に、ダサカワイイって何だろう。
褒めているのかけなしているのかすら微妙だ。)

今日は髪型を変える日。
いい加減、高校生に間違われるのが嫌になってきたので
少しはハイカラになってみようじゃないかという稚拙な試みだ。
妹と2人で某美容室を訪れる。
姉妹です、と言ったら『今日はお姉さんと(来たんだ)?』
………私が姉さん(若しくは姐さん)じゃ。

で、皆さん髪型を変える時っていうのはどういう基準で決めるのだろう。
世の中、ありとあらゆる髪型があるようじゃないか。
ファッション雑誌なるものを覗くと、
『攻撃コスメ』といったたぐいの面白フレーズの他に
なんか『大人っぽさを演出』だの、『フェミニンカジュアル』だの、
様々なうたい文句をしょった髪型が載っている。
服も帽子もメイクも載っている。
ありとあらゆるものがありすぎる気がして、
わけがわからなくなる。(日本って結局平和だね。)
昨日私は、髪型を何にしようか悩んでいた。

カワイイ、と思うやつにしろ。

と誰かが言った。しかし、今の私にとって
取り立ててカワイイと思う人は特にいない。
カワイイじゃない?と『認める』人はいるが(知人は美人さんが多い♪)、
その髪型に真似たいだとか、インスピレーションをもらって
自分に『取り込む』ということまではしない。
人は人、自分は自分という独立国家体制が身に付きすぎたためだろう。

でも………いたのだ。盲点。
地球上にも希な、私が手放しでカワイイと思えるお方。

それは……(続く)