蜜白玉のひとりごと
もくじみらい


2001年08月19日(日) 銀座デート

仲良し友達と銀座デート。待ち合わせは、三越のライオンの尻尾に11時。彼女に会うのは、大学を卒業してからこれで3回目だ。会って、お昼ごはんを食べ、お茶を飲み、ひたすらしゃべる。仕事の話。恋の話。

しゃべり疲れたら、ふらふら歩く。たくさんあるお店を何となく見て回る。歩きながら、でも、やっぱり、しゃべっている。家族の話。友達の話。恋の話。

彼女曰く、「銀座は女の子と来るところ」なのだそうだ。女の子と来る方が、銀座を満喫できると言う。彼氏と来ると、お店で洋服を選ぶときでも、カフェでケーキを選ぶときでも、「待たせたら悪いな・・・」なんて思ってしまって、私に負けず劣らず優柔不断の彼女は、そこで焦ってしまうのだそうだ。これではもう、楽しいと言うよりは、苦しい気分に近い。

その点、女同士だと、そのあたりの遠慮が全くと言っていいほど、ない。いくら悩みに悩んで友達を待たせようとも、「待たせて悪い」とは思わない。実際、もう片方は、ボーっと突っ立って友達を待ってなどいない。そっちはそっちで、自分の買い物に熱中している。

だから、私と彼女は一緒に買い物をしながら、よくはぐれてしまう。はじめは同じ洋服や靴を見て、「いいねー、これ」なんて言ってるのに、そのうち、それぞれ勝手にお店の中を動き回る。夢中になって、相手のことなど見もしない。しばらくたって、どれを買うかやっと決心がついてお会計に行こうとするとき、あれ、彼女どこだっけ??という具合に思い出す。万事そんな調子で、どっちも悪いなんてこれっぽっちも思っていない。

女同士はとことん気楽でいい。


蜜白玉 |MAILHomePage