Deckard's Movie Diary
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2008年01月05日(土)  茶々/天蓋の貴妃

ダメだろうなぁ・・・と思って観に行ったので特にガッカリはしませんでした(苦笑)。まぁ、東映時代劇と聞くと、お尻がむずむずしてくる輩ですから、仕方ありませんな。まずは、多くの方が指摘しているキャスティングです。長女・和央ようか、次女・富田靖子、三女・寺島しのぶ。年齢はそれぞれ39、38、35ですけど、見た目では寺島、和央、富田でしょ!っつーか、富田靖子ももう38なんですねぇ(; ̄― ̄川 アセアセ。でもって、それぞれの子役は悪くないのですが、千姫の子役は酷かったですねぇ!なんですかね、あの歯並びの悪さは!

で、茶々を演じた宝塚男役出身のヒロイン・和央ようかですが、口元が貧弱というかみすぼらしいですね。当然の如く演技は宝塚ですから、大袈裟です。思いっきり“ワタクシ、演技してます!”って感じです。比べちゃいけないとは思いながらケイト・ブランシェットの『エリザベス/ゴールデン・エイジ』の予告編なんか見ちゃうとね・・・\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ、とにかく、一番ダメなのは主役である茶々の人物像を全然掘り下げていないとこですね。出だしは決して悪くなく、一瞬期待させるんですが(松方はやっぱりハマってます!)、それ以降はどうしようもないほど散漫です。宝塚の男役を生かしてジャンヌ・ダルクのような姿を見せたいのなら、史実なんか完全に無視して信長の血を引く女傑として描いちゃえばいいのに、中途半端なんですよ。いくらでも面白くなる素材だと思うんですけどねぇ・・・もったいない!


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