Deckard's Movie Diary
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| 2008年01月02日(水) |
迷子の警察音楽隊 グミ・チョコレート・パイン |
『迷子の警察音楽隊』う〜ん、どうなんでしょ?映画そのものが迷子になっている気がしました。想像の範囲を越えないというか、越えない所か下回っている!みたいな印象が残りました。もっと面白くなるでしょ!っつーか、せっかく楽器が出来るのに全く利用しないってどういうことよ!せっかく誕生日なのに!とか・・・一事が万事、面白くなりそうでちっとも面白くなりません!ぶっちゃけると、とても眠たくなる映画でしたね! 今年最初の“期待外れ”賞でした。
『グミ・チョコレート・パイン』観客の年齢層は20代〜30代前半という感じでしたが、劇中に出てくる様々なネタ・・・スコラ、GORO、ジョン・カーペンター、トビー・フーバー、石井聰亙、『祭りの準備』、“atg”、「ホラー映画のコメディ化」、レッドツェッペリンのデビューアルバム、青木琴美@宇宙企画とか分かるんですかね?分からなくてもいいのかもしれませんが、「知らん!」と言い切られると寂しい気もします(苦笑)。個人的にはツボを刺激されるネタが満載でしたが、内容は寒かったです。監督はケラリーノ・サンドロヴィッチ(元有頂天のケラ)。前作の初監督作『1980』の時にも感じたのですが、ダラダラと出しっ放しの印象が残ります。大槻ケンジの原作はロックと映画が好きだった自分と重なる部分もありますし、主人公の心模様や生活(笑)は十分理解出来ます。でも、それだけなんです。前作同様、今作もノスタルジーに振り回され、本質が疎かになっているような印象が残りました。過去に浸るだけでなく、ガツン!とボリューム一杯でぶちかましましょう!いつの時代だって“青春”の本質は変わらないのですから!っつーか、オイラの時代では“グリコ・チョコレート・パイナップル”だったんですけど・・・( ̄。 ̄ )ボソ
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