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Deckard's Movie Diary index|past|will
ティム・バートンとジョニー・デップが『スリーピー・ホロウ』以来6年ぶりにタッグを組んだ待望の新作『チャーリーとチョコレート工場』。トップシーンから、上がったり下がったりガチャガチャと揺れが激しいくせに妙にゆるやかなメリーゴーランドのようなコースターに乗っているような・・・(って、わかんねーよ!)まぁ、要するにダニー・エルフマン節(大いに炸裂!)のメロディをバックに、これまた、映像が曰く有りげに行進していくような独特のリズムでスクリーンの上に流れて来ます。やっぱり、ティム・バートンはいいですなぁ・・・ついつい胸が高ってしまいます(笑)。チャーリーを囲む人々を始め、例によって登場人物は一癖もふた癖もあるような連中ばかりで、その描き方もますますパワーアップ!「おお!これは傑作かも・・・」と思ったのですが・・・物語が本題に入って行くと・・・ん?どうにも、今回はお遊びが過ぎてしまったようです。とにかく、まとまりに欠けます。絵本を読んでいるような楽しさに溢れてはいるんですが、パロディやら、動物ネタやら、多彩な娯楽的要素が最後まで凝縮されません。デップ演じるウィリー・ウォンカのキャラも、かなりヘンテコで可笑しいんですけど、ただただヘンテコなだけで、あんまり魅力を感じないんだよなぁ。エンディングも取って付けたような印象で、なんとなく終わってしまいます。たぶん、完成度という意味ではバートン作品では一番出来が悪いかも?です。まぁ、オイラの苦手な演出が多かったというのもありますけどね(苦笑)。結局は、チョコレートだからと言って、食べ散らかしちゃダメ!って、コトですかね。
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