Deckard's Movie Diary
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2004年11月05日(金)  やさしい嘘 コラテラル

あちらこちらで何らかの賞を受賞しまくっている『やさしい嘘』ですが、別にどうってコトない映画でした。85歳で女優デビューしたというお婆ちゃん役のエステラール・ゴランタンの表情に惹かれて観に行ったのですが、残念な結果になりましたf(^-^; ポリポリ。オチも綺麗過ぎますし、挟み込まれるエピソードの数々もピンと来ませんし、とにかく退屈でした。映画を観終わってから友人に「スルーで問題ないんじゃないですか!」とメールを送ったら「『グッバイ・レーニン』とは違うんですね?」と返信されて、さすがにこいつ感の鋭い奴だなぁ!と感心したのですが(映画じゃなくて、そっちかよ!)。確かにお婆ちゃんはスターリンを英雄視していますし、主演一家の住むグルジアの現状も垣間見せてくれますし、ラストの画もそういう形で終わりますが、それぞれがリンクしていません。結局は皆が様々な“嘘”をついている映画なんですが、もう少し脚本を練った方が良かったんじゃないでしょうか。映画自体が嘘臭くなったらダメですよ。



マイケル・マン+トム・クルーズ=『コラテラル』。う〜ん、何処が面白いのか分かりませんでした。白髪頭にして押さえた演技のトム・クルーズはそれなりに魅力的ですし、マンの演出も彼らしい雰囲気に満ちています。でも、だからナニ?って感じです。まぁ、何も無くてもイイんですけど、個人的には退屈でした。ある意味、平凡な人間(ジェイミー・フォックス演じるタクシー運転手)が巻き込まれた非日常なんですけど、リアルに描かれ過ぎているワリには、いきなりスーパーマンだったりするし・・・もっとヘタレなら良かったのに(苦笑)。っつーか、やっぱ長過ぎ!でも、トムの頭じゃないけど、全編いぶし銀っぽい輝きは感じられるので、評価する人はけっこういそうな気もします。オイラはダメでしたが・・・ボソ。


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