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Deckard's Movie Diary index|past|will
「恐怖は『感染』し、死を『予言』する」・・・抑制の効いた津賀山正種のナレーションが耳について離れないので、この呪縛から逃れる為に観てきました(笑)。何でも“Jホラー・シアター”とか言うシリーズだそうで全6作品は全て海外での上映も決っているそうです。で、その最初の2本がコレ!1本の値段で2本楽しめるワケですが、それがけっこう気が重いっつーか、合計で3時間20分ですからねぇ・・・しょーもないホラーだったら、そっちのがよっぽど怖い!っつーの!最初の1本は『パラサイト・イヴ』『催眠』の落合正幸監督作『感染』。この監督はマジでつまらないですからねぇ、期待していませんでしたが、相変わらずの低レベル仕様でした。とにかく全然怖くない。そりゃ、「わ!」と驚かすドッキリ演出くらいはありますが、本筋とは関係ない幽霊の登場や、な〜んの説得力もないオチですから、ちっともゾワゾワする怖さが生まれません。安っぽい色とSEで描かれたストーリーは結局どういう話だったのかさえ分かりませんし、どうもこの人はホラー映画の恐怖をお化け屋敷的怖さと勘違いしているような感じなんだよなぁ・・・だいたい注射するのに、ナイフで刺すように勢いつけて腕に刺そうとする看護士なんて居るわけないじゃん!それで先輩看護士が「アンタ、本当に下手なんだから!」って、一体どういう演出だよ(笑)。まぁ、そういうホラー映画はやたらと多いんですけどね(苦笑)。続いて始まった『予言』ですが、始まって直ぐに「コレって『恐怖新聞』じゃん!」とツッコミ入れてたら、直後に原作がクレジットされました。いやぁ、『恐怖新聞』が原作だなんて全く知らなかったんですよ。監督は『リング0〜バースデイ』『案山子』の鶴田法男。こちらも期待していなかったんですが、拾い物でした。原作はどういう話だったか(予言する新聞というコト以外)全く忘れていましたが、この映画は良く出来ていました。かなりゾワッと来ましたもん(苦笑)。間違いなく観て損のないホラー映画です。今回の試み(二本立て)で一番面白かったのは、この2本を観るとホラー映画の優劣が如実に分かるってコトです。ダメダメホラーの『感染』と、ヨシヨシホラー(なんじゃ、そりゃ!)の『予言』。違いは、登場人物に本当に生きている人間の息吹が感じられるかどうかなんだと思います。まぁ、当たり前のコトなんですけどね。
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