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昨年のベストの1本だった『インファナル・アフェア/無間道』のラウとヤンの若き日が描かれている『インファナル・アフェア/無間序曲』。今回の主役は警察側のウォン(アンソニー・ウォン)とマフィア側のサム(エリック・ツァン)でした。ベテラン二人の存在感はさすがですが、さらに!サムの親分ハウを演じるフランシス・ンの凄みも素晴らしいですし、カリーナ・ラウ演じるサムの女・マリーも前作の女性の描き方に比べたら格段にハマっています。映画は二人を囲む人間達のストーリーをキチンと描くことによって、その人物達との関係から若き日のラウとヤンの性格づけをしていくという、かなり複雑に入り組んだストーリーです。そんな複雑な人間関係なのに“語り”としての演出が下手なのでちょっと戸惑います(苦笑)。それでも前作よりノワール感を増した雰囲気は悪くないですし、底無し沼に沈んでいくように抜け出せなくなるラウとヤンの状況も切ないです。また二人の女性関係もさり気なく触れられており、後付の脚本としては本当に良く出来ています。それは、今作を観ると再び『インファナル・アフェア/無間道』を観ずには居られなくなるというコトでも十分分かります。オイラも常々“善人になりたい”とは思ってるんですけどねぇ・・・ボソ。
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