Deckard's Movie Diary
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2004年04月12日(月)  ディボース・ショウ

コーエン兄弟の新作『ディボース・ショウ』です。なんだかどうってコトないコメディですなぁ。それなりに面白いですが、別にねぇ(苦笑)。ジョージ・クルーニーは『オー!ブラザー』の時は鼻についた演技にしか見えなかったんですが、今回はとても魅力的です。同じくゼタ・ジョーンズもゴージャス感タップリで嵌っているんですが、ストーリーやキャラが平板で面白味に欠けます。英語に堪能な友人が「難しいセリフが多くて、さらにその訳が酷すぎる」と言ってましたが、全く英語の出来ないオイラでもセリフの内容が噛みあってないような、妙な間の悪さは感じました。しかし、コーエン兄弟とは思えないあまりに素直な作品・・・今までの自分達の作品を目を開きっぱなしにさせられて延々と見せられでもしたんでしょうか(苦笑)。解せないなぁ・・・・ボソ。

さて、ここでちょっと仕入れたネタです。まずキャサリン・ゼタ・ジョーンズですが、旦那のマイケル・ダグラスとの婚前契約ですが、離婚時には280万ドル(日本円で幾らなの?)に結婚年数を掛け算した慰謝料(だからぁ幾らなんだよ!)をダグラス側が払うという内容だそうです。でもって、ビックリしたのですが、この婚前契約書ですが、江戸時代には日本でも当たり前のコトだったらしいんですよ。当時は田畑や山林が対象だったようですけどね。それが明治時代になり法律が整うと同時に影が薄くなったようです。ただ、現在でも『夫婦財産契約』という婚姻届を出す前にお互いの財産関係を決める形があるのですが、この登記をしたカップルは2000年はゼロ、01年と02年で8件だそうです。なんだか、これから増えそうだなぁ・・・ボソ。


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