Deckard's Movie Diary
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2004年01月29日(木)  ロード・オブ・ザ・リング・二つの塔/スペシャル・エクステンデッド・エディション

『ロード・オブ・ザ・リング・二つの塔/スペシャル・エクステンディッド・エディション』ってタイトルからして長いですが(笑)、こちらも今バージョン(追加シーンは43分!)の方が圧倒的に良かったです。とにかく登場人物が丁寧に描かれているので、それぞれの背景が良く分かります。1作目で不完全燃焼していたボロミアの苦悩や、2作目で曖昧だったエオウィンの心模様(それを受けるアルゴランの心情もまた1作目のエクステンデッド・エディションでアルウェンとの関係がキチンと描かれていたので、深く感じる事が出来ます)も、このバージョンを観るととても良く分かります。またボロミアの弟ファラミアの存在感も比べようもありません。以前の『二つの塔』の感想では「結局この映画の欠点は長すぎるコト!どうしてこんなに長くするのか全く意味不明!無駄なシーンが多過ぎます。どう考えても後30分以上は短く出来ると思いますよ。だから、大仰な雰囲気ばかりが目立って、映画のテンポとしてはダルいんです。」なんて書いてますが、おそらく人物描写が中途半端なので無駄なシーンに見えてしまい、冗長に感じてしまったのでしょう♪〜( ̄ε ̄;)。上映時間が長くても、キチンと描かれていればそれに越した事はありません。3作目の『王の帰還』も、後からエクステンデッド・エディションが出るのでしょうか?最初からキチンと見せて欲しいモンです。それにしてもゴラムはため息が出るほど素晴らしい!で、余談ですが、エントに関してはやはりイライラしました(笑)。


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