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Deckard's Movie Diary index|past|will
黒沢清・・・『CURE』は好きだったんですけどねぇ・・・それ以降の『ニンゲン合格』『大いなる幻影』『カリスマ』『降霊』『回路』と相性があんまし良くなかったので、前作の『アカルイミライ』はスルーにしてケジメを付けたんですが(なんのケジメだよ)、今回はナンんたって『ドッペルゲンガー』ですし(だから何?)、なんとなく予告編で気になったので性懲りも無く観て来ました(笑)。う〜ん、ワカラン!途中までイイ感じで進むんですけどねぇ・・・やっぱり良くわかんない方向へ行っちゃうんです。結局は何が言いたいのか?オイラにはサッパリ!です♪〜( ̄ε ̄;)っつーか、“ドッペルゲンガー”ってタイトルもどうなんかなぁ・・・ちっとも死の臭いなんてしませんし・・・まぁ、“ドッペルゲンガー”を見たから死ぬって決まってるワケじゃないですが、チラシに思いっきり書いてますから「分身、見たら死ぬ。」ってね。この映画では自分の奥底にある心情の具現者としての登場なんですけど、それも途中から何処かへ逝っちゃうんですよ。二つは一緒くたになったってコトなんでしょうけどね。で、ストーリーは加速度的に迷走しちゃうし・・・二人の役所が魅力的だっただけになぁ・・・黒沢お得意のホラー系とワケワカラン系がドッキングした珍妙な映画でした。というワケで、椎名林檎の♪ドッペルゲンガーでも聴こう!っと。
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