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Deckard's Movie Diary index|past|will
NHKで有名になった高専のロボット・コンテストが舞台の『ロボコン』です。う〜ん・・・一言で言えば、なんてヌルい映画なんでしょうか(笑)。監督は『この窓は君のもの』『まぶだち』と単館系で活躍する古厩智之。どうもこの人・・・苦手です。前作の『まぶだち』も世間の評価は高かったんですが、オレはダメでした。アッサリ、友人を自殺させたりする展開が嫌なんです。で、今回は初のメジャー作品という事で観に行ったんですが・・・極私的な思い込みばかりをチマチマ描いている作家にはやはり、この手の娯楽作品は荷が重かったようです。そりゃ、わかりますよ。“余韻”とか“間”を大事にしたいのはね。でもね、ブレーキかかりまくりでサッパリ盛り上がりません。アラ編集(ザっと繋いだ編集)を観るような感じでした。ある意味、素人臭い(苦笑)。確かに主演の長澤まさみを始め小栗旬、伊藤淳史、塚本高史とCASTは魅力的ですが、それだけじゃねぇ(爆)。ストーリーも説得力が無いんだよなぁ・・・だってね、な〜んもやる気が無く、ほとんど保健室に入り浸りの女子高専生がちょっと負けただけで「悔しい!」とか言って、やる気出しちゃうとか・・・ソレはないだろ(笑)。そんな性格だったら保健室に入り浸ってない!っちゅーの(爆)。底の浅い脚本を、何かありそうな(実際には何もない!)“間”でコーティングしたつまんない映画でした。もっと幾らでも面白くなりそうなのになぁ・・・・。安っぽいライティングも興ざめ。しかし、長澤まさみ!足が長く、肩幅広くいかり肩、お尻が小さく今風の体型ですね(だからナニ?)。
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