Deckard's Movie Diary
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2003年04月08日(火)  blue クローサー the EYE

 「今の邦画って、こんなんばっかりじゃないですか!ダラダラ長くて!」と、先日『初恋』を観た友人が言ってたんですが、この映画『blue』も御多分に漏れず、所謂そういう映画でした(>_<)アチャ!誰か言ってやれよー!と言いたくなるくらいお決まりのつまらない映画なんです。無駄に長いし、黙ってる横顔を撮って「感じてよー」みたいな映画でした。主演は、『とらばいゆ』で妙な存在感を見せてくれた市川実日子。この映画で第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞したそうです。共演は『阿弥陀堂だより』で新鮮な魅力を振りまいていた小西真奈美。今が旬の若手女優二人が共演しているワケですから、そりゃ期待してましたよ(苦笑)。とにかく、もう少しキチンと話しを考えてみたらどうなのかなぁ・・・ヌル過ぎるよ!

 続いて『クローサー』。やはり友人が「けっこう良かったですよ!」とか言うので今週で終わりのところ、ワザワザミニシアター回数券を購入して観に行って来ました。チラシからはまるで電影の『チャーリーズ・エンジェル』のような雰囲気を漂わせていたんですが(こちらはカレン・モク、スー・チー、ヴィッキー・チャオ)、内容は全く違ってました(苦笑)。前半はズルズルでしたが、重要な人物がアレレ!っとなっちゃいまして(わかんねー)、お決まりの復讐劇に突入してから、ラストの大一番!倉田先生との大決戦では手に汗を握らされる結果になってしまいました(爆)とにかく見応え十分!連射機能満載の重機関銃アクションのオンパレード!しっかり楽しめること間違いなし!ところで・・・スー・チーってのは香港ではデ・ニーロ的扱いってコトなんすか・・・ボソ

 実際に起こった角膜移植手術による事件を元にしたというフレコミの『the EYE』。なんでもトム・クルーズ自身によるリメイクが決定しているそうです。しっかし!始まって30分はマジで怖かったなぁ!Σ( ̄□ ̄;)。でっかい音で驚かされるだけなんで、アトラクション系恐怖ですけどね(苦笑)。で、ヒロインがその秘密に気付いてしまえば恐怖も去ってしまうので、問題はそこからどう展開するか?って、コトなんですけど・・・まぁ、やっぱり・・そんなような事なのよね。って、歯切れ悪ぅ〜(苦笑)。角膜移植モノって言えば『瞳の中の訪問者』ですが、結局は、元の持ち主がどういう人なん?ってコトになっちゃいますから!その点で今風のスケールアップをしているってコトなんでしょう。それにしても、ラストの決着の仕方はもう少しどうにかならないんかなぁ・・・出来損ないの邦画みたい(苦笑)。だいたい、な〜んも役にたってないし(爆)。しかし、光を取り戻したヒロインにとって、この世の何処が美しかったんでしょうか? 全く意味不明・・・。


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