Deckard's Movie Diary
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フランシス・フォード・コッポラの息子でクリップやCMで活躍中のローマン・コッポラのデビュー作『CQ』。つまんねぇー!テンポ無いし、テキトーに作ってんじゃねーよ!っつーか、映画舐めてんじゃねーの!メッチャ腹立たしい!こんな映画作って「どうよ?」とか言ってるのかなぁ・・・。はっきり言ってこの映画はダメダメ!映画の中の映画『ドラゴンフライ』のがよっぽど面白そうだぜ!前の回が終って観終わった観客をロビーで待っていたら、友人とバッタリ!友人に「どうだった?」って聞いたら、友人はコブシを震わせており、そのコブシには透明なナイフが見えました。(>_<)アチャ!
『CQ』の映画を舐めきった姿勢からガラっと一変して、こちらは、マジで命を賭けてるンかい!と思わせてくれるほど気合の入った映画でした。『夜を賭けて』。往年の深作と今村を合わせたようなエネルギッシュな演出でビックリしました。今の小賢しい日本人には絶対作れない映画なのは間違いありません。というワケで、この映画は監督を含め、主要スタッフのほとんどが在日の方のようなんです。ある意味、ワールドカップのベスト4と16の違いなんでしょうか(爆)とにかく下品で猥雑!スクリーンから泥や汗が飛び散って来ますが、生命力に溢れている映画とも言えます。十分見応えのあるパワー!まるでボブ・サップのような突進力でテクニックや理論を破壊して、得体の知れない塊を心の中に作られてしまいました。(逆に言えば、いいのかこれで?みたいな感想もありますが・・・(苦笑))汚い!と、目を背けても別に構いません。それでも多くの人に観て欲しい映画でした。何気に豪華な出演陣も嬉しいですよ。
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