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Deckard's Movie Diary index|past|will
所謂「ポエティカル・リーディング手法」って奴ですね。イーサン・ホーク初監督作『チェルシー・ホテル』。20世紀ニューヨーク・カルチャーを彩った伝説のチェルシー・ホテルを舞台に、夢見る人達の心象風景をスケッチした映画です。まぁ、感じる映画!って奴ですから、ダメな人は全くダメでしょうなぁ。アタシもちょっと寝ちゃいました。ナターシャ・リチャードソン演じるマリーが独白する、クリス・クリストファーソン演じるうんざりするような作家の話なんか「ケ!」って感じですけど、スティーブ・ザーンが歌う「ジ・ロンリー・ワン」やジミー・スコットの「ジェラス・ガイ」のシーンは心に染みたりもします。ロザリオ・ドーソン演じるオードリーが恋人のヴァルに捧げる詩もけっこう良かったです。懐かしのチューズデイ・ウェルドが出てましたねぇ。
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