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Deckard's Movie Diary index|past|will
2000年度のチェコの最優秀作品賞を受賞し、アカデミー外国映画賞にもノミネートされた『この素晴らしき世界』。久々の岩波ホールです。ナチス支配下のチェコで暮らすヨゼフとマリエの夫婦、そして彼らを取り巻く様々な人達。チェコが解放されるまでの歳月を思いやり深く描いています。この映画は戦時下における普通の人々の弱さ、強さ、狡さ、賢さを、哀しくも可笑しい人間の本質として、等身大の目線でとらえています。人って、自分を取り巻く状況によって、いい人にも悪い人にもなっちゃう小市民なんですよねぇ。はい、告白します。この映画のあちこちに自分が居ました(笑)ラストは複雑ながらも、清々しい感動に溢れ、「ああ、観てよかったなぁ・・・」という気分になりました。何だかんだ言っても、人間って逞しいッスよ。しかーし!この邦題はどうにかならないんすかねぇ。原題は「私たちは共に助けあわねば」。ホルストのマルコ伝からの有名な言葉「手を携えよ、さもなくば滅びん」からきているそうです。まぁ、この映画自体、ある意味かなり宗教色が強いですから、その辺がハナにつく人もいるかもしれません(苦笑)
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