Deckard's Movie Diary
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やたらとTVスポットを流していたタイ映画『レイン』。聾唖者のスナイパーの話です。「オレは、こういう映画が作りたかったんだー!!!!」という双子のオキサイド&ダニー・パン監督の叫びが聞こえてくるような映画でした。でも、そのような想いがあるからと言って、映画が面白いワケじゃないです。映画を作れるコトに夢中になるあまり、多くの部分が見えなくなってしまい、結果的に退屈なモノになってしまいした。これから、これから!
「山田太一のドラマの方がいいなぁ・・・」カンヌ映画祭パルムドール、ナンニ・モレッティ監督『息子の部屋』の第1印象でした。突然の息子(15歳)の事故死。そして明らかになる息子のプライベート。な〜んて言ったって、別にな〜んもありゃしません。参ったなぁ・・・眠たくてしょーがなかったですよ。イタリア映画というより、どっちかつーと、地方局制作の芸術祭参加作品みたいです。この手の単発ドラマってたくさん見てきたような気がする・・・・ボソ。全くピンと来ませんでした。この手の映画(ある意味、観る側に解釈を強いる手法)って、欧米よりも日本の方が多かったと思うのですが。全く持って肩透かしの映画でした。
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