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Deckard's Movie Diary index|past|will
新しい年になって再びジムに通うようになりました。ちょっとダブついて来ちゃったからなぁ。そんな新年も既に10日かぁ・・・ボソ。気を取り直してリュック・ベッソンが後押ししているとかいうドニ・バルディオ初監督作『束 ラ・プロミッセ』。高齢者病棟に入院している70歳のアントワーヌ(ミッシェル・セロー)は寝たきりのアルツハイマー老人。小児ガンで入院しているマーティ(ジョナサン・ドゥマルジュ)は病院の中を縦横無尽に飛び跳ねて悪さばっかりしているが、ある日アントワーヌと知り合って・・・。老人と子供と死。ちょっと設定がズルいかもしれませんが、二人の演技が素晴らしく、またセリフが生き生きとしているので、ついつい観入っちゃいます。エピソードは作りすぎの感じもありますが、ラストはジワ〜っと泣けます。ラストに大きく広い画が出てくるところは実に上手い演出でした。やはり人間は一人より二人。どんなに孤独を愛していても、二人じゃないと気がつかない事があるんですよ。愛すべき傑作。ただし、ストーリーはベタです(笑)
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