Deckard's Movie Diary
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| 2001年09月12日(水) |
NYテロ 愛のエチュード |
昨夜遅くアメリカに同時多発テロ事件が起こりました。ニューヨークの貿易センタービルとワシントンのペンタゴンにハイジャックされた旅客機が突入して、貿易センタービルは2棟とも崩壊。多数の死傷者が出ました。どんな理由があるにせよ、許されない行為です。多くの人を救ってきた『宗教』かもしれませんが、今回の無差別テロは「宗教は悪魔だ!」という思いをさらに強くしました。
それでも映画を観に行くオレは冷たい人間なのでしょう(笑)。それも水曜1000円のテアトル系で『愛のエチュード』です。こういう一芸に秀でた人の映画って好きなんですよ。全くもって自分には考えられない才能なので興味があります。映画は、天才チェス・プレイヤー役のジョン・タトゥーロが素晴らしい演技で、天才の表情というか、仕草というかメチャ上手いです!今まで生きてきた人生の中で、こういう人と何度か接した事がありますが、本当にこういうカンジなんですよねぇ!エミリー・ワトソンも上手いんですが、ラストはちょっと、どうなんでしょう?ラストの表情について「それでいいのか?」とツッコミを入れたくなります。また、こういう展開(チェス的に)で問題ないのか?と心配になってしまいました。あまりに都合良いカンジがして・・・。もう少しチェスが、どういう立場のゲームか知っていれば、もっと楽しめたかも・・・。けっこう好きな映画でした。そう云えばエミリー・ワトソンは『本当のジャクリーヌ・デュプレ』で、自ら天才チェロ奏者の役を演じておりました。アレもけっこう辛い映画でした・・・・。
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