| 2008年06月11日(水) |
人を選ぶのだろうが。 |
気がついたら大好きな漫画家さんの特設サイトができてる。
いかん。
基本的に物欲のない人間だし、コレクターでもないのだが(サイト名は別の意味なので除外)、マグカップが気になって仕方がない。 ありゃ卑怯だろ。
いつだったか、私用で上京した時、上野駅の本屋にパラディーゾのお店の店内(?)に集まる各シリーズの主要キャラ勢揃いな(要するに侍も老眼鏡紳士も美女も一緒で、ある意味ごった煮なんだけど美しい!)パネルがあって。 店頭用パネルなのか、何かのプレゼントかわかりませんでしたけど、すごく感動して。 でもどこで手にはいるのか聴くまでの勇気が無くて。後になってすごく後悔しただけに。 (手に入っても、どこにどう飾るか悩む代物なんですが)
とりあえず、「五葉」を最新刊まで買いそろえねば。 「パラディーゾ」と「GENTE」を買ったら満足しちゃって、すっかり忘れていたのだよ……orz
(前者が本編で完結済み、後者が外伝で登場人物のエピソード集。おすすめ。ちなみに「老眼鏡紳士」が中心ですので、読む人を選ぶと思いますが。でもエピソード集の為に本編買っても自分はOKでした)
自分、この作者さんにはまったきっかけは、書店で別名義で出している短編集と並んでこちらの名義で出していた「not simple」を手に取ったのが最初で。 ちなみに別名義の方に「スーツ萌えにはたまらない」ウンヌンというポップが付いていたのが致命的だったんですが(単純って言うな……orz) 絵柄も嫌いなタイプじゃなかったし、最近新しい作者さんを開拓してないなぁ……と思って買ったわけで。
そうしたら……。
絵柄よりもテンポにやられたというか。 いや、絵柄もそうとう好みの方向だったし。 ほら。
基本的に硬派が好きだから(意味不明?)
でも硬派というより、出口のない真っ暗なお話も結構描かれていて、そちらは本当に息が詰まってしまって、それ故に忘れられない作品になってると思うんですけどね。 「五葉」なんて基本的にそれでしょう? (だから買い忘れていたのかも知れない。怖いもの見たさで行動する波が、自分の中にまだなかったのだと思う)
「not simple」の構成にも感心したし、そのどうしようもなさにも泣けたし、何よりも準主役の作家の気持ちもわかりすぎるほどよくわかって。 別名義の方のフィルムっぽいシュールさにも負けて。
(ちなみに別名義の方は、続きの短編集がたまらなくよかった! メガネの若き天才経済学者とボディーガードとメディア王のやりとりが! めちゃくちゃ好みですよ、ああいうの!! あの一連の作品を読むためだけでも、この作者に出会えてよかったなぁ!!!)
……。 ちょっと煩悩のタガがゆるんだけど、無問題。 何事もなかったように続けようっと。
で。 マグカップどうしようかなぁ。
短編集は買うの当然として。 IKKIってウチの近所のコンビニじゃ売ってないしなぁ。 わざわざ本屋にいって、マグカップ目当てに雑誌買うのも、心の中で自分的には違うぞと囁く声がするのだが……。 マグカップ……(遠い目)
とりあえず。 これから特設サイトから壁紙ダウンロードしまくって来ます。 話はそれからだッ! でもどれから先に壁紙にするか、目移りしちゃって困るなぁ……。
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