体調が悪いです。はい。 先月中から調子悪かったんですが、だましだまし過ごしてまして。 職場が変わったせいだとおもってたんですが、どうもそれだけではなさそう。 もちろん、仕事の内容も激変してしまったので、そのせいで使ってなかった器官を多く使うようになったこともあるんですが。 まあ、ぶっちゃけ、喉がダメになってるってことなんですが。 今までの職場より接客時間が延びたし、他の人と仕事合わせなきゃならなくなったし、時期的に非常に忙しい時期で人の出入りも激しい状態なので……まともに喉を痛めてしまった、と。
そうおもってたんですけど。
人生初めてのノドスプレーを使ったり、自分からすすんで使ったのははじめてなうがい薬だったり……普段は滅多なことじゃ薬の類に手をださないんですけど、血を吐きそうな予感までする進行型の悪化に危機感を覚えまして。 ちゃんと計ったわけではないんですが、どうも熱っぽい感じも続き、帰宅→おかゆ+ビタミン系の水分補給+栄養剤のコンボを約一週間続け……それでもなかなか治らず。
おかしい。おかしすぎる。 いくら体が慣れてない+環境が悪い時期といっても、ここまで酷い体力低下は今までなかった。 大体、自分の場合、二日も寝れば大抵の病気に改善の兆しが見えるというのに……泥沼になるばかり。 仮に病気だとしても、普通に起きてる分には支障をきたさないし。 いや、ふとした拍子に喉が裂けそうな咳がでたり、あまり健康的じゃない類の鼻水や痰が出たりしてるけど、それでも病人といいきれるほどの病人じゃないし。 そう首を捻ってたんですが。
弟から電話があって(軽く打ち合わせをする事項があった)、体調が悪いので参ってると愚痴ったら。
「ああ、ごめん」 「え!?」 「それ、オレが二月にひいた風邪の症状とそっくりだわ。オレがうつしたのかも」
確かに二月の頃、実家に戻ってきた時(その頃奴は、職場の関係で、実家から車で往復二時間かかる都市に住んでいた)、具合が悪いからといって休日の半分は寝てた記憶がある。ぐったりしながら&咳き込みながら&我が家の喫煙所の寒さにブルブル震えながら煙草を吸っている姿を見て「バカだ」と想った記憶が……。
「あの頃、ウチの職場でめちゃくちゃ流行ってた風邪のタイプなんだよね」
口では謝罪してるが、悪気無しな弟。 まあ、責めるつもりもないですが、ちいとばかり恨みがましくなりますよ。
「ちなみにオレの場合、その風邪に市販の風邪薬は全く効きませんでした」 「……じゃあ、どうしろと」 「体を労って、なるべくあたたかくして、ビタミンを大量にとって、栄養もちゃんととって、さっさと寝るしかないです」 「……もう既にやってる事ばかりなんだよ、それ」 「まあまあ、焦らずに。体を大事にしていれば自然に治ります。2週間ぐらいで」 「2、週間!?」 「そう、2週間」 「2週間!?」 「しつこいね、あんたも。2週間だよ。ウチの職場は大体2週間の人が多かったよ」 「なげーよッ! 長すぎだよッ!」
病気で二週間も体を労るなんて経験、自分にはないんですよ。 体育会系だったから。 入院もした事ないし。
「微熱がずっと続くし、咳も辛いけど、普通に起き上がって生活できるんだから、そんなに気にすることじゃないでしょ」 「するよ、めちゃくちゃ気にする」
少し熱がある時って、少し酔っぱらったみたいな言動になるんですよ、自分。スキだらけ。後で後悔することばっかり。些細なミスなんだけど、やっちゃったなぁ〜っていつまでも気になっちゃうような類の。 原稿の文も、いつもにも増してボロボロになるし。 今現在も治りきってないから、この日記が良い例なんだけど。 大体、体の無理がきかなくなる。あたりまえだけど。 一週間に一度ぐらいは、急にワーカーズ・ハイになって「個人的に設定・無理をする日(突発的決定)」のある事が当然の人間なので、それに対応できないのも……。
「そう言われてもなぁ……」 「三分の二ぐらいの風邪が、ずうっと続いてたって面倒なだけなんだよ。さっさと丸ごと一つ風邪を引いて、熱出して咳だして汗かいて、一日二日で綺麗さっぱり治しちゃう方がすっきりして楽なんだよ」 「そんな事いわれてもなぁ……無理だから。その風邪、基本的に何やっても無理だから。病院へいけば違うかも知れないけど」
個人的にここまで酷い病状の場合、病院へ行くのはやぶさかではないのですが……家族の一人がここぞとばかりにいい顔をしない事を、私も弟も知っているので、その案はそこでおしまい。 それ以上に病人を、病気になった事そのものが悪のように罵倒するので、下手に「風邪らしい」だなどと言えません。愛情表現のつもりらしいのですが、もの凄く間違ってます。 大体、喉が痛い事を声を聞いただけでわかる状態だというのに、無理矢理症状を語らせようという神経が自分にはわかりません。せめてイエス・ノー形式か、一言で答えられるように語ってくれないでしょうかねぇ。筆談でもいいじゃん。もっと大騒ぎすることになりそうだけど。それにしても、なぜ無理矢理語らせようとするのだろう? 変なところで潔癖症の家族を持ってると、更に変なところで苦労します。 (ちなみに、弟との電話の会話は、何度も咳き込んだり、飲み物で喉を湿らせたり、相手に了解をもらってトローチを舐めながらの会話の抜粋ですから。こんなにすらすらっと話せる状況じゃないです)
結局、弟のいうとおり、安静にしてるしかない模様。 がっかり。
せめてもの抵抗で、少しでも治りが早くなるようにと、明日になったら栄養剤と果物を買い込んでくるつもりです。
そんなんで、今日はもうおやすみなさいです。
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