 プリズンホテル
 プリズンホテル 1 (1)
昨日の流れと同じく、とある喫茶店で父の帰りを待つ間に手に取ったのがコレ。 実は某巨大掲示板で「初めて読む作家でオススメの本は?」みたいなタイトルのスレ(うろおぼえ:要するに、沢山作品を出している作家の作品で、その作者の本を一冊も読んでいない人へ入門書として薦める一冊はどれか? みたいな趣旨です)で、浅田次郎さんにはコレがおすすめとされていたのを目にしていたからです。
ちなみに私は浅田さんの作品を読んだ事がありませんでした。単純に機会がなかっただけなんですが。 「あれ? 『八甲田山死の彷徨』って違ったっけ?」などと思いましたが、あちらは新田次郎さんでした(滝汗) イカン、山男と任侠の人を一緒にしては……。
とりあえず、読みやすかろうと思って漫画を手に取ったわけですが。 予想外にオモシロイ。ヤクザがらみのドタバタコメディ。 「ぽっぽや」のイメージが強すぎたみたいです、今までの私。 まともだとおもってるけど全然まともじゃないDV野郎な小説家、組の親分だけど慧眼を持つ叔父、組をまとめる強面の副管理人、真面目すぎて首になった一流ホテルマンに、オカルトマニアのシェフ……ホテル側だけでも十分濃い。 そして泊り客も濃い。ホテル側に負けないぐらい濃い(こちらは読んでない方の為に伏せておきます) しかも、レビューによれば、漫画だけのオリジナルだと思っていた幽霊さんがちゃんと小説の方にも出てるらしい事にびっくり。
うーん。漫画版の三巻までしか読んでいないので、続きが気になって仕方ありません。
やばい。原作小説買いそう……(滝汗)
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