| 2004年11月20日(土) |
エンタメにはエンタメからしか汲み取れぬ技術も必要なり。 |
さて、どこから語ればいいのだろう。
相方nocaster(元ギタリストモドキ)の迷言「現代において、クラシックって最強にアングラだと思うわけよ」の話でもしますか? 『リング』って、作者はファンタジーだと思ってたらしいよとか。 『坊ちゃん』とか『我輩は猫である』とか、キャラクター小説というかライトノベルですよね、エンタメですよね、とか? 芥川は『歯車』とか『地獄変』とか『河童』が好きですよとか? 太宰は『正義と微笑』ぐらいしか好きじゃなかったなぁとか? 安部公房ってすげーよなー、砂をかき出すだけならサイコホラーの範疇だけど、膝から生えたカイワレ食ったり段ボール箱の中で変死ってSFカテゴリとしてどうなのよとか? 今から数年前の大宴会の最中、同じ大学ではあれども学部も学年も違う野郎とふとした拍子でライトノベル議論になって、「中高生から大学・新社会人までも意識してるからこそ、古典から現代までの哲学思想をエンターテイメントの形に昇華し、提示し、広く学問と学術の入り口となれば感無量である」なんて肩を叩きあいながら話したこととか? 個人的に山田氏はライトノベルというより日本SFで、なぜそんな印象を受けるのかというとその文体が全ての原因ではないかと思うとか? ジャンルのカテゴライズは編集者と出版社の意向に左右されるのが現状とか? 基礎学力ってものがあるから経済数学も相対性理論も全部計算できるぜってわけでもあるまいとか? ようするに適材適所が一番であることとか?
自分でも何にどう感じているのかわからなくなってきたので、本日は終了しておきます。
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