つまらん事で家族と喧嘩する。 その後、ダイエットの一環であるウォーキングに行ったら、どんどん歩く歩く。 そのまま、どこかわからんところまで彷徨いこんでしまいそうだった(父も一緒だからまず無いことだが)
夜、うろうろと歩き回りたくなるのは私の悪いクセの一つだ。 放浪癖ではなく、感情の矛先をガソリンにして動くらしい。
この、怒りでムカムカしながらひたすら歩く事にデ・ジャヴを感じると思って記憶をさらうと、どうやら十年近く前の『ちょっとおかしかった頃の自分』に行き当たった。 神保町を当ても無くフラフラグルグル歩き回ってた頃の自分だ。 なんだかわからないけど、家に帰ってはいけないような気がした。一人部屋なのに。 焦っていたんだと思う。
私の場合、どうやら怒りと焦りは近似値のようである。
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