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2003年02月02日(日) 映画よろず屋週報 Vol42「ある結婚の風景」

特集「ある結婚の風景」

本日2月2日は、語呂合わせで「夫婦の日」です。
(夫婦絡みの記念日は、ほかにも
「4月23日(よい夫婦)」「11月22日(いい夫婦)」
「11月23日(いい夫妻)」等あり)

そこで、おなじみの俳優夫婦の共演作を中心に
御紹介しようと思う…のですが、
みずから長年のパートナーとの泥沼別離が話題になった
ウディ・アレンの映画『ラジオ・デイズ』でも、
「女優と結婚しても6週間で離婚よ」
などというセリフがあるくらいで、
(ちなみにこの頃は、
まだミア・ファローと懇ろだったと思いますが…)
変動が激しいのもまた特徴の世界です。
なので、今は「他人」となってしまった2人でも、
インパクトのあるカップルについては
あえて取り上げたいと思います。

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ビューティフル・マインド
A Beautiful Mind

2001年アメリカ ロン・ハワード監督

統合失調症の障碍を抱えながら
すばらしい業績をおさめた
実在の数学者ジョン・ナッシュの半生に基づいた作品。
(完璧な実話ではなく、かなり“創作箇所”があることも
話題になりました)
この作品の主人公ジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)の
妻アリシアを演じたジェニファー・コネリーは、
ナッシュの親友役だったポール・ベタニーと、
1月10日、結婚したそうです。
映画の中では特に絡むシーンはありませんでしたが、
なかなかお似合いという気はします。
(ちなみにR.クロウも、
女優のダニエル・スペンサーと婚約中)

インナースペース Innerspace
1987年アメリカ ジョー・ダンテ監督

1950年代の『ミクロの決死圏』のリメイクで、
パイロット(デニス・クエード)が縮小化され、
気弱なスーパー店員(マーティン・ショート)の体内を
ぐるぐる探査するはめになる…という
コメディタッチのSF作品。
D.クエードと、その恋人を演じたメグ・ライアンは、
私生活でも艱難を乗り越えて結婚し、
人もうらやむ仲良しカップルになっただけに、
一昨年の離婚騒動は非常に残念でした。

いつか晴れた日に
Sense and Sensibility

1995年アメリカ アン・リー監督

アメリカ人がカネを出してつくった
超おイギリスなロマンチックコメディー。
原作はジェーン・オースティンの「分別と多感」です。
この作品で、軸になる姉妹の長女エリノアを演じた
エマ・トンプソンは、私生活では
次女マリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)の
意中の青年を演じたグレッグ・ワイズとの間に
子供がいるそうです。
(結婚はしていないようですが)

あなたに恋のリフレイン
The Marrying Man

1991年アメリカ ジェリー・リース監督

邦題の「いただけなさ」と、
どちらもよい素材なのに、使われ方を誤っている(気がする)
アレック・ボールドウィン&キム・ベイシンガー(元)夫妻が
繰り広げる、実話ベースのラブコメディー。お勧めです。
「いただけない」邦題ながら、
1組の男女が、結婚・離婚をコミカルに繰り返すさまは
よく表現している気がします。

シーズ・ソー・ラブリー
She's So Lovely

1997年アメリカ/フランス
ニック・カサヴェテス監督

ラブロマンスを細分化すると、
絶対1ジャンルとして成立しそうなものに
「凶暴な純愛系」というのがあります。
(名前はどうでもいいのですが)
これもいわばその1本で、
はた迷惑なほどに純粋に愛し合う夫婦の物語でした。
演じるは、
ショーン・ペン、女ロビン・ライト・ペン…って、
モノホンの夫婦かよっ。
彼らを取り巻く役者さんも豪華でした。
ハリー・ディーン・スタントンジョン・トラヴォルタ
そして監督の母でもあるジーナ・ローランズなど。
ちなみに、この映画の脚本に当たるのは、
姓からもおわかりでしょうが、
監督の父、ローランズの夫だった
故ジョン・カサヴェテスの遺稿だとか。

ショーン・ペンが「アイ・アム・サム」に出演したとき、
インタビューで、
「この映画に出たことで、自分の子供にも
よい作用があった」
と答えているのを読みました。
あの、マスコミ嫌いで有名で、演技はともかく
万年問題児みたいだったS.ペンの口から、
自分の子供について話すまでにさせた
妻ロビン・ライト・ペンなる女性は、
映画の役どころは頼りなげな女性も多いものの、
きっと、非常に気丈で魅力的なのでしょうね。
(ショーン・ペンが勝手に年とって丸くなったという
見方もできなくはないですが)


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