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2002年12月10日(火) 図書館が出てくる映画

1851年12月10日は、
図書館の本の十進法による分類を提案した
図書館員メルヴィル・デューイの誕生日です。

それに因み、
図書館や図書室のシーンが出てくる映画を特集します。
(これについてはプロの方の本も何冊か出ているような、
いわば「人気ジャンル」ではあるのですが、
私なりに、思い出したものを取り上げたいと思います)


ゴーストバスターズ Ghostbusters
1984年アメリカ アイヴァン・ライトマン監督

超常現象の研究家ピーター(ビル・マーレィ)らが
オバケ退治の会社「ゴーストバスターズ」を
結成するきっかけとなったのは、
ニューヨーク市立図書館のゴースト騒動と……
研究費打ち切りによる解雇でした。
「パーティしないか」が口癖のアパートの管理人
リック・モラニス)や、
秘書ジェニー(アニー・ポッツ)など、
コメディーセンス抜群の脇役たちの存在も嬉しい
肩の凝らない娯楽作品でした。

マチルダ Matilda
1996年アメリカ ダニー・デビート監督

アホウな夫婦(ダニー・デビート&レア・パールマン)に授かった
掃き溜めに鶴のようなかわいい天才児マチルダ
(マーラ・ウィルソン)は、
本を読むのに否定的な家族の協力が得られないので、
図書館までラジオ・フライヤー(台車)を引っ張って通うのでした。
原作はロアルド・ダールの「マチルダはちいさな天才児」
夫婦を演じたデビート&パールマンは、実生活でも夫婦ですが、
マチルダ役にウィルソンを発掘するあたり、
さすがに本当にアホウということはないようです。


ある愛の詩 Love Story
1971年アメリカ アーサー・ヒラー監督

貧しい女子学生ジェニー(アリ・マッグロウ)と
お坊っちゃま育ちのオリバー(ライアン・オニール)は、
ジェニーがバイトをしている大学図書館で出会い、
やがて恋に落ちて結婚しますが……
大ヒットした恋愛映画の王道ですが、
出会いのシーンでは「ヤな奴!」って感じだったのも
いかにも「恋愛映画の王道」。
「(私は頭がいいから)あなたみたいなバカな男の
お茶の誘いには乗らないわ」
「誰が君なんか誘うもんか」
「だからあなたはバカなのよ」

という一連のやつです。

クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

2002年日本 原恵一監督

庭に野原家の飼い犬シロが開けた大きな穴の中に、
古文書風置き手紙?をして行方不明になった
しんのすけ(声・矢島晶子)…
父ひろし(同・藤原啓治)は、
その謎を解くべく図書館へ向かい、
春我部の歴史が書かれた書物をひもといて、
意外な事実を突き止めるのでした。

ラジュー出世する
Raju Ban Gaya Gentleman

1992年インド アズィーズ・ミルザー監督

ダージリンの大学を卒業し、就職のために
都会に出てきたラジュー(シャー・ルク・カーン)は、
あてにしていた親戚のコネを失い、
ひょんなことから知り合った
レヌ(ジュヒー・チャーウラー)という美女の紹介で、
とりあえず、図書館の整理係の仕事を得ますが、
ここで、若干訛りがある(らしい)上司のセリフ字幕が
なぜか関西弁になっていました。

ほかにも『ハムナプトラ』
(棚が崩れてパニクるレイチェル・ワイズがかわいい!)
『シティ・オブ・エンジェル』『耳をすませば』
『ハリー・ポッターと賢者の石』
など、
思い出されるものは何本もありますが、
とりあえず、次の機会に譲りたいと思います。
(因みに図書館記念日は、4月2日と4月30日の2説あります)


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