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2002年10月22日(火) ザ・フライ

1952年10月22日、
俳優のジェフ・ゴールドブラムが生まれました。
鋭い眼光に190�僂鯆兇┐襦複競侫�ート4インチとか)長身で、
ルックスのインパクトは物凄く強い人ですが、
なぜか俳優としては影が薄い気がします。

ザ・フライ The Fly
1986年アメリカ デビッド・クローネンバーグ監督


1958年のアメリカ映画『蝿男の恐怖』(原題同じ)のリメイクですが、
私は86年版しか見ておりませんので、
幸か不幸か、比較はできません。
いずれにしろ、ラブストーリーとして非常に気に入りました。

天才学者セス・ブランドル(コールドブラム)は、
物質が瞬間に転送されるポッドを発明し、
みずからがその実験台となります。
果たして、実験は大成功。
彼は2つのポッド間の瞬間移動をしますが、
その実験に当たり、
1匹の蝿が紛れ込んでいたことに気づきませんでした。
が、その後、心当たりのない体調の変化があらわれ、
彼の姿は徐々に、人間離れしたものになっていくのでした……。

ブランドルにはヴェロニカ(ジーナ・デイビス)という
美しい恋人がいました。
ブランドルが変貌していくプロセスでの、彼女の彼への愛も
この映画の見どころの1つです。
普通(という言葉は使うべきではないのですが)
この手の“見世物”映画ですと、
恋愛エピソードはほんの添え物になるところですが、
この作品は、随所にグロテスクな描写はあるものの、
(いや、だからこそ?)
蝿という“不純物”を物ともしない、
純なラブストーリーになっています。

とはいえ、やっぱり目を覆うような不気味なシーンは
未だに軽いトラウマのように心に残っています。
しばらくエビチリが食べられないなあと、
個人的には思いました。
(あくまで私が映画を見て直感したことですので、
人によってツボは違うと思いますが……)

ところで。
佐々木倫子さんの代表作『動物のお医者さん』の中で、
公衆衛生学講座でハムテル君たちが
アイスクリームをごちそうになるシーンがありました。
が、そのアイスクリームが固い固い。
温度設定の低い冷凍冷蔵庫(細菌保管用)に入っていたので、
ガチガチになっていたのでした。
そして、食べている最中、突然に菱沼さんが腹痛を訴えたので、
すわ、細菌が漏れたか?とみんなが戦慄するものの、
すぐに菱沼さんの腹痛がひいたこと、
几帳面な菅原教授(講座責任者)がしっかり管理していることなどから、
それはなかろうと思っていたら、
そこにプ〜ンと1匹の蚊が……というようなシーンがありました。
(このコミックの存在を御存じない方には、
わかりにくい描写になってしまいましたが)

そんなこんなで、
今になって、“蝿”に気づかないって相当だよなとも思うのですが、
いや、意外と“そんなもの”かもしれないなと、
このコミックのシーンを見て、思い直しました。
(ちなみに、腹痛の原因は“細菌漏れ”ではなかったので、
御安心?くださいませ)


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